旅にまつわる話・纏わらない話(その14) |
写真は島根県瑞穂スキー場
オーナーが通っているフィットネスクラブ主催の恒例「スキーバス」に参加しました。高速道路に雪がなかったため、岡山からほぼ3時間で到着。ところが驚いたことに、上に上がるゴンドラ前は長蛇の列です。待ち時間が45分!でした。「スキーブーム」時代ならいざ知らず、こんなのは10年ぶり?ところがリピーターに訊いてみると、こういう状態はハイシ−ズンの休日だけとのこと。「ああそうだった、今日は日曜だ!」オーナーはリタイアして以来、休祭日にはスキーに行ってなかったんです。(笑)だって平日はリフト待ちなんかまったくないんですから・・。 たまたま、「4人がけリフト」で2人の若い女性ボーダーと一緒になりました。 ムスメたち「キャー」と言いながら、こちらに寄りかかりながらリフトに座わりました。 まあ、これはオジさんとしては内心悪くはないのですが、彼女たちのキャラがめちゃ明るいのです。 リフトが10mも進むと、リフトの真下にスノーボードが刺さっていました。 私:「オジさんはボードやったことないんだけど、ボードってすぐ外れるの?」 ムスメたち:「あれは別のタイプで、すぐに外れるんです 私たちのは大丈夫です」 しばらくすると、若いカップルがなんとリフトの「下り」に乗ってすれ違いました これは普通はないことです。 ムスメたち:「ああ、あの人たちだわ!」 男の方の足に何もついてなかったのです。ボードを落としたのは男の方だったのです。 私:「ああいう男ってどうですか?スキー場で女性より下手な男って、恋が冷めませんか?」 ムスメA:「ぜーんぜん、でも<しっかりしてよぉ〜!>くらいは言うかも・・」 ムスメB:「うんうん、そうだね」 私:「ここもボーダーが多いね。最近ボーダーが多いので、スキーヤーは気後れするんだよね。」 ムスメA:「・・・オジさんはスキーは上手なんですか?」 私:「そう訊かれて、<はい上手です>って言いにくいよね」 ここでムスメたち、よくしゃべるオッサンの年が気になったらしく、 ムスメB:「おいくつなんですか?」 私:「あまり言いたくないなあ。四捨五入すると、百歳になっちゃうから・・。」 ムスメたち「!?・・・・・・・・・?!」 二人の顔が一斉にこちらを向きました。完全に「目が点」になっています。 ひょっとしてこの娘たち、私のことを「95歳」と思ったのではないだろうか?! あ〜あ、ヤンなっちゃうなあ!オジさん、カナシ〜イ!笑ってくれるとばかり思っていたのにぃ〜・・・。 |
(この項、旧「オーナー近況」、2004年2月掲載分を若干手直しをして再掲いたしました)