通称「クレオパトラの娘の墓」
「クレオパトラの娘の墓」といわれる巨大な円墳、実際は古代モーリタニア王国王族の墓だという
内部は見学できる アルジェから海岸沿いに西に向かってティパサ手前、左手丘の上にある(下の地図で


地中海岸・遺跡と田園風景の旅1983-84 アルジェリアの風景(9) Roman Ruins & Rural Sceneries



今回はアルジェからティパサを通ってシェルシェルまで
A map from (C)MSN-Encarta)





高級保養地シディ・フレディ(旧シディ・フルーシュ)
アルジェから西へ少し行くと、アルジェ在住の金持ちや外国人が集まる地中海の保養地がある 
外資系高級ホテルもあり、近くには同様なモレッティや日本人もよく買い物に行く漁港アイン・ベニアンもある






地中海岸沿いは野菜、果樹などの農地が一般的であるが、牧草地も多い 右奥に見えるのはローマ遺跡と思しき残骸 この辺りでは普通の風景である





ティパサ近郊のブドウ畑(上下) この国はもと仏植民地だけあって、地中海沿岸ではよく見られる風景 ワインはフランス、海外にも中級品として輸出される




--世界遺産--
World Heritage

ローマ遺跡・ティパサ Tipasa, Roman ruins


アルジェの西71kmにあるローマ・ティパサ遺跡(世界遺産・危機遺産) 海岸沿いに都市跡や水道橋が残る






ローマの水道橋
(ティパサ遺跡近く) 現在残っている長さは短く、スペイン・セゴヴィアやフランス・ゴール橋のそれには遠く及ばない







ローマ時代の首都シェルシェル
地中海に面するシェルシェル港、市街はそばにある(アルジェの西97km)






シェルシェル・ローマ広場・・・ローマ時代に「カエサリア」と呼ばれ、この一帯の「首都」であった 手前は泉






シェルシェル・ローマ広場わきの変わった木「不条理の木」とも呼ばれる






彫刻類の展示が多いシェルシェルの歴史博物館


伝「クレオパトラの首像」
@シェルシェル歴史博物館
エジプト女王・クレオパトラの娘、セレーネが当地、モーリタニア王国の嫁に来たといわれている







シェルシェル・ローマ時代の城壁






家畜のエサを集める子どもたち アルジェリアの子どもたちは農村の重要な労働力である こどもがよく手伝いをする姿は、むかしの日本の農村にもあった






国道脇で野菜を売って家計を助けるこどもの姿 国のあちこちでこういう姿を見かける ナンバープレート16はアルジェ市のもの






田舎や郊外の道は概してこのような感じで、南フランスの田舎と似ている 木は桑の木で、幹に石灰を塗り込んでいる






北アフリカのスキー場!(シュレア山)
アルジェの東南40kmにある花の町・ブリダ そこから見上げるシュレア山(1510m)には小さいながらスキー場がある(地図中






(資料)

 アルジェリアのユネスコ世界遺産
 Copyright c 1992-2006 UNESCO World Heritage Centre

 Algeria 

 Date of ratification of the Convention:
 Monday, June 24, 1974



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これらの写真は1983-86年のスライド(KODAKCHROME, AGFACHROME)をスキャンして再生した物です
Cameras: Canon FTB Analogue & Nikon F3 Analogue camera, Transferred from analogue reversal film to digital data