セント・カタリーナ修道院(聖カタリーナ)(ユネスコ世界遺産)
(エジプト・シナイ半島)
・・・・神の山ホレブでモーゼは神と会った・・・・
シナイ山とカタリーナ修道院

4cの始め、アレクサンドリアで殉教したキリスト教徒のカタリーナ(カテリーナ)の遺体は、
天使によってシナイ半島の最も高い山に運ばれたという。約300年後、修道士が夢の導きで
彼女の遺体を見つけると、この修道院の黄金の棺に安置した。
これがこの修道院の名の起こりである。
(JTBワールドガイド・エジプトより大意引用)

--世界遺産--
World Heritage




旧修道士独房(中央部)






修道院東側の景色






修道院西側の景色






修道院外壁とシナイ山





修道院から東南方向(道路側)を望む





修道院裏の北側にはシナイ山壁が聳え立つ





修道院中庭の鐘楼





修道院礼拝堂横庭にある「燃える柴」(下中央)






「燃える柴」と十字架と教会堂





北東部中庭と博物館入り口


 エジプトのシナイ半島は砂漠気候と草木もろくにない岩山で、人間にとってはもっとも厳しいところである。そういう場所を何十年もさまよったのが、エジプトから脱出したモーゼとイスラエルの民であった。モーゼはシナイ山で神から「十戒」を二度与えられた。その山の真下のふもとにあるのが、このカタリーナ修道院である。

 これはギリシャ正教の修道院で、3世紀にローマ帝国の迫害を逃れたキリスト教徒が、旧約聖書の舞台であるこの地に住み着いたことが、その始まりという。長い歴史の中で、当時の為政者から保護を受け、比較的に良好な関係を保ってきたと言われる。

 この中庭には、「燃えない柴」がある。(上写真の柴) モーゼが羊を追って神の山ホレブに入った時、柴の間の燃え上がる炎の中に、神の使いが現れた。これでモーゼは神との対話を果たす。炎があっても燃えなかった柴が、中庭の柴だと伝えられる。

                
(JTBワールドガイド・エジプトより大意引用)

注:この他に中庭には「モーゼの井戸」があるが、撮影できなかった


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