国王フランソワ1世が生まれ、レオナルド・ダ・ヴィンチに与えた城館 彼は此処で没した
アンボワーズ城と地下でつながるル・クロ・リュセ
Le Clos Luce, Amboise, Loire, France 2014


アンボワーズ城壁前の道を0.5kmほど歩くと彼の館に出る 写真の円塔はダ・ヴィンチの眠るサン・ユベール教会チャペル





ヴィクトル=ユーゴー通り Rue Victor Hugo を歩いて行くとダ・ヴィンチの城館「クロ・リュセ」入り口前に出る







その壁にある「ダ・ヴィンチが死去したクロ・リュセ」の表示





館の正面 彼はこの城館をパトロンのフランソワ一世からもらったが、そこにはあの「モナリザ」もイタリアから持参していた





庭園から見た館 左は彼の作品の「ヘリコプター」のオブジェ 実際に回せるので子どもたちの遊具になっている
この形は前身がヘリコプター会社だった
ANA(全日空)の最初のロゴにもなった





城館・庭のマップ(園内の掲示板) 上が館、下部にレストラン、中央左に展示館 Halle Eiffel がある





庭園の案内 左の右側はダ・ヴィンチ、左側はパトロンのフランソワ1世 右は当時の食事が食べられる園内のレストラン





庭園にあるダ・ヴィンチの復元兵器 奥は砲付きタンクの一種





庭園にあるダ・ヴィンチの復元復元兵器 今でいう連射銃 左上の橋も移動跳ね上げ式の実物大復元





その連射銃 急に音と煙が出るので驚かされる





庭園の池 右のオブジェも彼の作品





これも彼の作品だが使用目的は不明 右上に掛かる絵はダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人*」
私ごとだが、筆者は2003年早春、この絵*に会いにポーランド・クラクフのチャルトリスキ美術館を訪問した しかしツアー中でアメリカに貸し出され不在であった
参考内部リンク:「白貂を抱く貴婦人






彼の手こぎ両輪ボート 多くの発明品は時代(15-16c)を考えると彼こそ「オールマイティーの大天才」というしかない





レオナルドは生涯最後の3年間を此処で過ごし死去した そして遺言でアンボワーズ城のサン・フロランタン教会(後消滅*)に納められた
(*現在の墓はサン・ユベール教会)




<近隣の城>

ルイ12世(1498)からアンリ4世が宮廷をパリに移すまで100年間フランス王の第一城(王都)であった

世界遺産 ブロア城
Chateau de Blois



歴代王の住居であった城 写真はルイ12世棟でフランソワ1世棟もある





ルイ12世棟入り口
この城は1429年ジャンヌ・ダルクがイギリス軍と戦う前にランスの大司教から祝福を受けた場所でもある




ルイ12世像



フランスドライヴ・トップ



  
   
(C)2014 All Rights Reserved by Kenji Kakehi, Digital cameras: PENTAX K-30 & PANASONIC DMC-FT3