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海外ドライヴの経験が初めて又は少ない方用の入門ページです 世界中をドライヴ゛している超リピーターの方のお役には立てません
<航空会社選び Airline> アジア系航空会社には格安券もありますが、それぞれの国の空港を経由するため 「格安が良くて時間のある方」にしかお勧めできません 日本から直行便があるのは エア・ニュージーランド Air New Zealandだけです これは全日空の加盟する 「スター・アライアンス」グループの加盟会社なのでANAのマイレージが溜まります また事前に「メール会員」登録をしておけば、定期的に情報が入ってきますので、 時間が自由にとれる方は最安値で旅行ができます 私もこれを利用しました また全日空とリンクするため、国内各空港からの割安で乗り継ぎができます(羽田経由) 航空機は東京成田、東京羽田、大阪関西の3空港とオークランド間しかありません (以前はクライストチャーチ便がありましたが・・) 成田発着は毎日ですが、羽田は月・木・土、関空は水・金・日なので注意が必要です |
<レンタカー選び Rentacar> 日程が決まり航空券がとれたら、まずはレンタカー選びから始まります 有名な会社としてはハーツ エイヴィス バジェット などがあります それぞれ日本にもオフィスがあります 日本語で予約ができ、質問ができるので便利です 支払いも日本円です 英語ができる方は現地空港カウンターで直接予約できます <レンタカー選び:サイト・オーナーの場合> エア・ニュージーランドの公式ページ内リンクのエイヴィス・サイトで予約しました この場合格安になっているようです ただし日本で予約した場合と比較はしていません |
<レンタカーについて> ここではエイヴィスのケースで説明します HPでの車種選びは簡単です 1000ccクラスから4WD、 ヴァンタイプ、大型車まで多種多彩です ほとんどが日本車なので馴染みがあり運転しやすいです お勧めはトヨタ・カローラです ハイブリッド車がありますので、選ぶと燃費が良くなります ガソリンはNZ$1.9~2.2(日本円約142~165円)くらいでやや高めなので燃費は大事です(2018/5) なお外国でのドライヴはいろいろリスクがありますので、名前はいろいろありますが、 フルカヴァーの"All Risks"タイプの保険をお勧めします 高くはなりますが、万が一に安心です |
<GPSについて> 慣れない国なのでGPSは必須ですが、レンタカーにオプションで付けられます(別料金) ただし案内の声は英語ですので慣れない人には使いづらいかも・・ (後日注:レンタカー会社によっては日本語版GPSの設定があるようです) 因みに私たちは携帯用 Garmin GPS(ガーミン社/日本仕様)を海外に持参し、 車に取り付けて運用しています 海外でも日本語で案内してくれますので、 まったく日本国内と同じで、運転中にプレッシャーが掛かりません このGPSは購入時には日本地図しかインストールされていませんので、 その国の地図が入ったSDメモリーが要ります 今回は「オセアニア版」 (オーストラリア・ニュージーランド)を買い足しました ヨーロッパ版は別に買ってすでに何度も使っています すべて「アマゾン・サイト」で購入できます (注:ガーミンサイトで調べると現在(2018/6)車用GPSは販売されていないようです) なお事前のコース調べには以前購入したNZドライヴマップとGoogleMapを使用しました |
<レンタカーの受け取り> 1 到着空港の出国ゲートを出るとレンタカー各社の窓口が並んでいます 2 窓口では予約Noを書いたレンタカー予約書(Reservation)、日本国内免許証、国際免許証*、 (JAF会員証)の提示が必要です またデポジットを兼ねたクレジット・カードの登録が要ります (クレジットはVISA、MASTERSが無難です) 3 レンタカー書類・契約書一式、車の鍵を受け取り、車の置き場所の説明を受けます 空港内レンタカー駐車スペースの車を探します *国際免許証・・各都道府県の運転免許試験場、警察署で入手できます |
<レンタカーを受け取ったら> 日本国内同様、時に事故や故障が発生します 下記の手順でJAF会員には国内とほぼ同様の サーヴィスが受けられます この国のFIA加盟の自動車連盟は「ニュージーランド自動車協会」(AA)です AAの最寄りの営業所に行って「AA Membership card」を受け取ります その際に日本国内免許証、 国際免許証、JAF会員証の提示が必要です さらにガソリンスタンド(当地ではペトロール・ステイション)で 「AA Smartful card」を受け取るとガソリンの割引が受けられます ガソリンは日本同様二種あります 通常は"Unleaded 91"を使います なお、レンタカー返車の際は日本と同様に「満タン」で返すことに なっています そうでない場合は高めの料金を取られます |
Golden Coast B&B, Greymouth
<ニュージーランド交通事情 Road and Traffic Information> 道路は日本と同じ「左側通行」なので運転に違和感がありません 世界で左側通行は日本以外では英国と旧イギリス領と連邦加盟国 (オーストラリア、ニュージーランド、インド、パキスタン、シンガポール、ケニア、アイルランド、香港など) 道路は基本は二車線、都市には四車線までありますが、田舎では一車線の道もたまにあります 舗装はアスファルト舗装が基本で、よほどの山道でなければ良い道が多いです 道路標識は整備されたくさんあります 分岐点にはその方向の町名と距離が書かれています 日本車が圧倒的に多く、次ぎに韓国車、ヨーロッパ車でアメリカの車は大変少ないです 最近はヴァン・タイプや4WD車が増えています キャンピングカーも多く走っていますが、 旅行者のレンタル・キャンピングカー(MAUI社)もたくさん見かけます |
注意!留意点 Attention & Remarks 基本的には日本と同じですが、日本とは異なることもあり、注意が必要です Roundabout ラウンドアバウト (C)Wikipediaから転載 1 (最重要)都会中心部以外の中小の市、町村では交差点は十字路ではなく、「ラウンドアバウト」 (環状交差点)という物があります ロータリーになっていて信号機はありません 右から来る車が最優先でそれをやり過ごしてから通過します いったん入ると自分が優先になります ロータリー内では徐行で良いですが、一時停止せず走り抜けます 中で止まると追突されます 「何番目の出口」を予め覚えておきます それはラウンドアバウトの手前に看板があって、 行く先が書いてあります このやり方は隣国オーストラリアや英国、ヨーロッパ諸国でも多く存在します 慣れが必要ですが、しばらく走っていると慣れます 常に「右が優先」と唱えることです 2 優先道路に出る時は徐行でも良いから左右の車を優先させます "Give Way"のサインがあります 道路の合流地点手前には"Merge"のサインがあります 3 (重要)一般道路でも日本の高速道路の様にキープレフト厳守で、右の車線は追い越し専用です 4 追い越し禁止区間は日本同様の黄色のセンターラインですが、絶対に対向車線にはみ出して はいけません 警察が日本以上に厳しい取り締まりをしています 何度も目撃をしました パトカーは上写真ですが、覆面パトカーも多く走っていて、日本と違って派手な色の車です 5 (重要)日本では狭い県道でさえ橋は対向二車線ですが、地方では国道でも一車線の橋 (One-lane-bridge)が普通です 橋の手前に通行優先権を示すサインがあり、橋の両端で 向かい合ったら片方(優先権がない方)が譲ります 橋向こうに車がない場合はいつでも通れます 6 横断歩道は歩行者が絶対優先 Pedestrian Priority 日本の様に歩行者がいても無視して脇を通過しません 止まるのが当たり前で、 オーストラリア、カナダでも普通のことです 取り締まりが厳しいです 日本国内感覚ではNo Good ! 7 クラクションはめったに使いません ハザードは本当の非常時以外は使いません 日本では道を譲ってもらったり停車中にも使っていますが、このやり方は海外では通用しません 8 田舎道でも制限速度は100km! 日本だと40km、50kmの道が100kmです 飛ばすのが当たり前で「追い禁」の道でも 後ろにくっつけてきます オークランド近郊では飛ばし屋が多く、ウィンカーランプを付けずに 直前に割り込んできます 運転も荒いので注意します 車間距離を取りましょう (上写真 「100km制限 言い訳無用」とある) 9 駐車場 パーキング Parking オークランド、クライストチャーチ、首都ウェリントンのような大都市では駐車が大変です 短時間無料のパーキングもありますが、路傍の機械に登録(ナンバープレート番号)し、 入金するタイプが多いです 長く駐車する場合は有料パーキングに留める方が安いでしょう また一部に昼は有料でも夜は駐車無料の路傍パーキングがあり、それは説明板があります 10 南島の国道一号線の閉鎖について R1 Road closed temporally 「地球の歩き方」2018~2019版に国道一号線に「2017年9月現在ブレナム~カイコウラ間の道路の 一部が閉鎖中」とあり、ピクトンから海岸沿いにクライストチャーチには行けない様でした 理由は何年も前のこの辺りの大地震のため、トンネルや道路が崩壊したためです そのため、私たちはブレナムBlenheimからR6を西にとってR65経由でクライストチャーチに 向かいました 後で聞いた話では、実は道路は2018年に入って開通したというのです ところがそれも現地の人によって内容が違っているのです 「昼だけしか通れない」「雨や嵐の 時は通れない」「交互通行で通れる」・・など 結局、日本のJAFにあたるこの国のAAのサイトを 開き、情報を得たらよいらしいのでした ところが私たちは旅行中で、さらに悪いことに「ガラケイ」 しかもっていません(苦笑) やはり今回は通ったコースが正解ということでした 11 「禁煙の国」 Smoke-Free この国は吸っても良い表示がない限り、基本は禁煙です 戸外であっても注意です 「スモークフリー」は自由にたばこを吸ってもよろしいという意味ではありません 逆です |
<外部リンク> (ニュージーランド政府・観光局・自動車協会等公式サイト) ニュージーランドの交通規則(日本語)←大変参考になります 必見です https://www.newzealand.com/jp/feature/important-road-rules/ ニュージーランドでの運転 ヴィデオ案内 https://www.newzealand.com/jp/driving-in-new-zealand/ 移動距離と所要時間 https://traveltrade.newzealand.com/ja-jp/planning-trips/get-directions/ ドライヴァー・トレイニング・プログラム https://www.aa.co.nz/travel/rental-vehicles-and-transport/visitors-to-new-zealand/visiting-driver-training-programme/ |
<ペトロール・ステイション(日本名:ガソリン・スタンド)の使い方 Petrol Station> ペトロール・ステイションはイギリス英語です 日本・米国でいうガソリンスタンドです 基本的にこの国は旧宗主国のイギリス英語です その発音もイギリス風です 因みにタイアtire(米)はtyre(英)、問い合わせinquiry(米)はenquiry(英)となります 給油の基本は「セルフサーヴィス」で、自分で入れてから中のカウンターで料金を支払います 油の種類は三種:無鉛92(Unleaded92)、無鉛98(Unleaded98)とディーゼルです 普通の車は無鉛92を入れます それを選び給油量のボタンを押して給油を始めます 支払いにはクレジットカードが使えキャッシュがなくてもOKです 少なくとも二種類のカード保持を勧めますが、 VISA CARDとMASTERS CARDが無難です 日本でも最近はスタンドに「コンビニ」が併設されていますが、 此の国もオーストラリアも同様です 小さな田舎町の店もない様な場所にもスタンドだけはあります 給油、車のメインテナンス以外にも車の小物部品あり、食料品あり、ドリンク類あり、そしてトイレありで、 旅行者には大変有難い場所です さらに地図をもらったり、道を訊いたり、情報がもらえます 日本の高速道路のSAや一般道の「道の駅」の役目をしています |
<ニュージーランド・ドルの換金について How to Exchange>
Exchange-rate at Travelex, Auckland AP, NZ, May 15, 2018 |
<お勧めの宿> 今回の旅でお勧めできる宿は以下の四つです 三つはB&B、ひとつは空港ホテルです この下のリンクから直接予約できます *B&Bとは・・・英国発祥の制度で、一般の民家が朝食込みの部屋を提供します 日本でいう一種の民宿ですが、 オーナーが家庭的で親切な人が多く、コミュニケーションができるので、英語が分かる方にはありがたい宿です
Olive House B&B (Christchurch) Mapua Garden B&B (Nelson area) Rotorua Views B&B (Rotorua) B&B English Breakfast (Bacon and eggs) B&B English Breakfast (incl. fruits and yogurt)
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