世界遺産・国特別名勝・国史跡・開祖:行基・中興:夢窓疎石
臨済宗・洪隠山西芳寺(通称・苔寺)



雨のそぼ降る西芳寺山門





山門









山門付近より西来堂(本堂・右)と三重塔(左奥)(ともに昭和期造営)を望む





西来堂(本堂)





雨の西来堂(本堂)






西来堂での写経 当寺は往復葉書での拝観許可と当日の写経が義務で、その後に御庭拝観が出来る あくまで宗教活動に重きを置く 志納金は一人一金三千円也






西来堂脇の庭





西来堂脇からみる三重塔 塔は此処と山門脇からしか見えない位置にある










重文・湘南亭(左)は荒廃した夢窓疎石時代のものを後年千利休次男の千少庵によって再興された茶室 広縁を持つ





庭は夢窓疎石の作庭 上段の枯山水、下段の池泉回遊式庭園からなっていた





苔で知られる庭園下段の苔は江戸期末期からであるという





梅雨期の雨中の苔は生き生きし色もきれいだ





大粒の雨滴が上の枝から休みなく落ちてくる





庭園は紅葉樹もあるので「紅葉時の雨直後」も美しいと思われる















雨中の苔は目一杯伸びきっている 苔の種類だけでも100以上あるという





雨中の「黄金池」 回遊式庭園の中心であるこの池には朝日島、夕日島、霧島の三つの島がある










日本庭園の苔でここまで盛り上がるのは例が少ない










庭内から見る湘南亭 縁側から池が見下ろせる様配置される





庭内には竹林もあるが苔とは違和感がない





庭内から庭上段部にあがる小門 雨に濡れた木の根の張りが印象的





庭園上段部の苔、斜面が多い部分にある





夢窓礎石作庭の面影が残ると言われる上段の枯山水部分、当時は苔はなかったといわれる





決して広大な庭園ではないが、日本的わび、さびの風情が各所に感じられる










西来堂前の蓮花とモリアオガエルの卵(写真上)





蓮の水玉 絶え間ない雨中なのでどんどん玉が大きくなり、溜まってくると蓮葉が傾いてスルッと流れ落ちる その繰り返しを見るのも一興





雨中であってもやや薄日が射したりまた雨が激しくなったり細かく変化してゆく





境内の外を流れる西芳寺川 右側が境内





以前は入場門として使われていた東門



<参考資料:拝観手続きについて>

既述の如く、事前に(拝観希望日・代表者氏名・人数・住所・連絡先等)を記入した往復葉書を送付し、
下記の葉書が返ってきたら、当日写経用細筆持参で参内する 本堂で写経等の行事に参加した後、
庭園拝観が出来る(全部で90分) なお下記葉書は当日持参し冥加金一人3000円とともに提出する


(一週間程度で返信された「入山許可証」)



外部リンク:西芳寺(Wikipedia)


   
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