私たちが旅した世界遺産
トルコ
Turkey
<イスタンブール歴史地区 Istanbuhl>


歴史地区のアヤソフィア(セントソフィア・左)モスクとブルーモスク(右奥) (トルコ・イスタンブール)


歴史地区のアヤソフィア(セントソフィア)モスク イスタンブールのどこからでも見渡せるランドマーク
映画「007/ロシアから愛をこめて」の舞台にもなった場所 Aya Sophia(Hagia Sophia)


アヤソフィア内部


歴史地区のブルー(スルタン・アフメット)モスク
サウジアラビア・メッカのモスクに次いでミナレット(尖塔)が多い格の高いモスクである
その偉容は市街のどこからでも見ることができる


「ブルー・モスク」正門、その重層構造がよく分かる


ブルーモスクの天井部分、緻密な文様と曲線の調和が印象的である


<ギョレメ国立公園とカッパドキア岩窟群>







大昔、弾圧を受けた初期キリスト教徒たちは無数の洞窟をほり祈り生活をした


宗教上の理由で迫害から逃れながら、この穴に暮らした人々の苦労が分かるような光景である





「自然の驚異」というより「自然の悪戯」に見える岩


<ヒエラポリス-パムッカレ>Pamukkale & Hierapolis, Turkey

パムッカレは「綿の城」といわれるだけに自然の造形が美しい 撮影時は本来の温泉水が流れていなかった 上はローマ時代の遺跡


成分は石灰岩だが光線と角度によっては、雪か塩の結晶が集まった景色にも見える


今は観光ポスターで見られるような各棚に水があふれるシーンは存在しない 
温泉ホテルなど観光開発のため、温水源の枯渇で夏場しか水を流さなくなった 


下の集落などに温泉ホテルなどができて、湧出する温水が極端に減った そのため石灰分を含んだ地下水は夏場の日中しか流さなくなった
このような地形の維持しにくくなったので、政府がホテルなどの規制を始めたという いずれの国でも、観光開発と自然破壊は相関関係にある


ヒエラポリス(ペルガモン王国・ローマ時代:BC190~)

馬車の轍が残るメインストリート 道路両側に立っていた柱はほとんどが倒れ痛々しい


ドミティアン門


ローマ時代のバシリカの円柱部分がきれいに残っている


<トロイ古代遺跡> Troy ruins

復元「トロイの木馬」 子どもたちに大人気だ


トロイは衆知の如く数千年かかって多くの層(第一市~ローマ時代・第九市)から成り立っている
遺跡はまだまだ復元中


いちばん古い第一市(BC3000~2500)とみられる石積み


「悪名高い」シュリーマン発掘の場所
考古学では時代毎に分かるように上から縦に発掘するのが常識だが、
素人であるシュリーマンは財宝欲しさに横に掘っていった
このため学問的には意味のない発掘となり、現代考古学への警鐘となった
またシュリーマンについては他の悪いうわさも絶えない


この遺跡中もっともすごい場所、第一市から第九市までが一枚の写真に収まっている
(画面中の番号札がそれぞれの層を示す)


<ペルガモン(ベルガマ)遺跡>

アクロポリスのトラヤヌス神殿、王宮跡にローマ時代に造営された


遺跡から見下ろす現在のベルガマ市街


山の斜面を利用した円形劇場


デメテル神殿跡(土台部)
上部はベルリンの「ペルガモン博物館」にそっくりある ドイツが「略奪」したのがよく分かる



<エフェソス(エフェス)遺跡>

大劇場(上下とも) 向こうの大通りはアントニウスとクレオパトラが歩いたとも伝えられる


時代考証を間違って復元された柱 いちばん上の飾りの様式がすべて違っている


ローマ時代のトイレ、下を水が流れるホントの「水洗」
便器穴間の衝立跡もなく当時のその光景を想像するだけで・・・!



ケルルス図書館


街の中心・クレテス通、神殿、浴場などが並ぶ 写真の右に娼館がある
娼婦は「人類で最も古い職業」といわれる




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