アイト・ベン・ハッドウのカスバ(旧市街) モロッコ
映画「アラビアのロレンス」や「インディ・ジョーンズ」などもここで撮影されたという この街中歩きが楽しい
ウルル 通称「エアーズロック」 オーストラリア
この国第二位の「一枚岩」 先住民アボリジニの聖地で現在は登山禁止になったが、筆者はその前に三度登頂した
ウルル近くのもう一つの大山塊、カタ・ジュタ 通称「オルガ」”Kata Tjuta” オーストラリア
くびれた部分は「風の谷」という ウルルと共に先住民「アボリジニ」の聖地である(山塊部登山禁止)
大慈恩寺 大雁塔 中国・西安
7世紀唐の玄奘三蔵が印度から持ち帰った経典や仏像を保存するため高宗に申し出建立した塔
七層64mの仏塔である この塔は後に崩壊、701~705年武則天の時代に十層になった 最上部まで上がれる
(Analog photo)
兵馬俑坑博物館 中国・西安
秦始皇帝の陵墓の一部 BC4世紀に造営された 俑は等身大で顔もそれぞれ異なる 今だに発掘中だという
(Analog photo)
ネーロイ・フィヨルド ノルウェー・アウルランド
学校の社会科に登場したソグネ・フィヨルドの支流 大変な人気でノルウェー観光の目玉のひとつ 流れ落ちる滝も多くかわいい村も散見される
途中の自然も雄大 鉄道~ローカル鉄道~船~バス~鉄道のリンクがよく、美しい港町ベルゲンに行ける
アユッタヤ歴史公園(古都アユタヤ)のワット・プラシーサンペット タイ・アユッタヤ
旧アユタヤ王朝の遺跡群で仏教寺院だが、王国は18cにビルマの攻撃で滅亡
(Analog photo)
アウシュヴィッツ強制収容所(アウシュヴィッツ-ビルケナウ絶滅収容所)(現博物館) (上下) ポーランド・オシフィエンチム
ドイツのヒトラー率いるナチがヨーロッパに展開した絶滅収容所群でもっとも代表的な施設 世界の若い人たちにはぜひ見てほしい
アウシュヴィッツ強制収容所(現博物館) ポーランド・オシフィエンチム
「ナチ」による殺人収容所で「負の世界遺産」 たまたまイスラエルからユダヤ人の学生たちが見学に来ていた
プラハ歴史地区 チェコ・プラハ
大河ヴルタヴァ(独名モルダウ)川にかかるカレル橋と丘上の旧王宮 右端にあるのが作曲家スメタナの家博物館
世界で最も美しい町 チェスキー・クルムロフ チェコ・チェスキー・クルムロフ
やはり美しい城上から撮った風景 下のヴルタヴァ(独名モルダウ)川は流れ流れて首都プラハを貫流する
ギザ~メンフィスの墓地遺跡 ピラミッドとスフィンクス エジプト・ギザ
エジプトのシンボルでもあるクフ、カフラー、メンカフラー王の三大ピラミッドとスフィンクスが屹立する偉大な場所
カッパドキア・ギョレメの谷 トルコ・中央アナトリア・カッパドキア
火山性の凝灰岩が侵食され出来た地形 弾圧された初期キリスト教徒はここに洞穴を掘り生活したがその遺跡が残る
パムッカレ(綿の城)とヒエラポリス(ローマ時代) トルコ・デニズリ
地中の石灰分が温泉成分として湧出し棚田状の地形を造った 現在は夏のみ水を流すという
グラン・プラス歴史地区 ベルギー・ブリュッセル
近代に商工業が発達したフランドル地方の中心で、写真はギルドの建物群 左手に美しい市庁舎がそびえる
ヴェネツィアとその潟 イタリア・ヴェネツィア
浅い潟を埋め立てにより土地を造り歴史を造ったヴェネツィア共和国 今は高潮(アクア・アルタ)と地盤沈下が問題となる
パリのセーヌ左岸 ノートルダム大聖堂 フランス・パリ・シテ島
フランス・カトリックのシンボル バラ窓の美しい聖堂だが2019年火事で深刻な被害を受けた 早い再興を祈って
(Analog photo)
司教館(レジデンツ)と庭園群 ドイツ・ヴュルツブルグ
18cのバロック建築様式を代表するヨーロッパ屈指の宮殿 庭園のデザインと整備も素晴らしい
因みにこの町は日本で活躍したフォン・シーボルトの故郷
(Analog photo)
エフェソス遺跡・ローマ時代の円形劇場 トルコ・エフェス
古代ギリシャ人都市、のちローマ人が支配 「聖母マリアの家」と伝えられる礼拝堂の小屋がある
イスタンブール歴史地区 アヤ・ソフィア トルコ・イスタンブール
旧東ローマ帝国の首都にはトプカピ宮他ビザンティン様式の建物が残る アヤ・ソフィアはキリスト教、博物館、モスクなど変遷をたどった
ドロミティ山塊 イタリア・ドロミティ
自然の偉大な力を見せつけられる場所で登山とウィンタースポーツで知られる 傾斜が急峻なため雪が張り付かない 名前はドロマイト(石灰岩)に由来
アルハンブラ宮殿 スペイン・グラナダ
アラブ勢力が長い間イベリア半島を支配していたが、1492年にキリスト教徒が奪還 そこに残ったアラブ建築の美しい宮殿 世界中から観光客が集まる
カルカッソンヌ旧市街 フランス・カルカッソンヌ
一歩入ると中世の城郭にタイムスリップできる ほぼ完全に残された歴史都市 (上下とも)(空撮による現地絵葉書から転載)
(Analog photo)
ピサの斜塔と大聖堂 イタリア・トスカーナ州・ピサ
左があまりにも有名な斜塔 その傾いた通路を私たちはおそるおそる上がった 大聖堂は水平の「ロマネスク様式」 (Analog photo)
セゴヴィアのローマ水道橋 スペイン・セゴヴィア
地中海沿岸諸国には大なり小なりローマ帝国の水道橋が残るが、フランスのポン・デュ・ガール(ゴール橋)と並んで保存が素晴らしい
シェーンブルン宮殿 オーストリア・ウィーン郊外
オーストリア・ハプスブルク家の夏の離宮 女帝マリア・テレジアとマリー・アントワネットも少年モーツァルトにここで出会った
(Analog photo)
フィレンツェ歴史地区の「花のドォーモ」大聖堂 イタリア・フィレンツェ
フィレンツェのシンボルでランドマーク 外部の彫刻も内部も素晴らしい さすがメディチ家の町だけはある
(Analog photo)
ベルサイユ宮殿・鏡の間 フランス・パリ郊外ヴェルサイユ
仏ブルボン朝のルイ14世が建造した宮殿は庭園も見事で各国の王たちが真似したがった 鏡の間は一次大戦「ヴェルサイユ条約」の調印場所
(Analog photo)
アルジェの旧市街カスバ アルジェリア・アルジェ
地中海に面するイスラム都市アルジェ市の「ふるさと」だが、フランスの植民地時代その支配への抵抗運動「アルジェの戦い」の舞台にもなった
(Analog photo)
「ムザブの谷」ガルダイーア アルジェリア・ガルダイーア(サハラ)
地中海岸から500km入ったサハラ砂漠北部の町でサハラ最大のオアシス ここの人々ムザビトンは旧守的な生活をしている
(Analog photo)
ティムガド・ローマ遺跡 アルジェリア・ティムガド
地中海岸から山脈を越えたステップにある遺跡 トラヤヌス帝によって造られた植民都市 保存状態が素晴らしい
(左上:凱旋門、右上:神殿、下:円形劇場) (Analog photo)
ハドリアヌスの長城(ローマの国境線) イギリス・ニューカッスル~カーライル間
イギリス北部まで侵入したローマ帝国はケルト人に対する防御のため壁を造った 今もローマの兵士が駐屯した建物の跡も残る
現在のスコットランド-イングランドの境界線もこれに準ずる 現在は羊が草を食む牧場となっている
紫禁城(故宮) 中華人民共和国・北京
歴史上、元、明、清王朝の旧皇宮 世界最大の木造建築群だが保存状態が良い 故宮博物館もあるが内容は台北のものの方が質が高い
(Analog photo)
世界三大美術館 エルミタージュ美術館 ロシア・サンクトペテルブルグ
ロシア帝国のエカテリーナ二世女帝の膨大なコレクションが中心 元ロマノフ朝の冬宮殿の豪華な空間に何日かかっても見切れない展示物が圧巻
ホラショヴィッツェ歴史地区 チェコ・ホラショヴィッツェ
1840~1880年代の南ボヘミアのバロック様式が残る田園地帯の村 村人の質素な生活が垣間見られる
聖カタリーナ修道院 エジプト・シナイ半島・シナイ山
4Cはじめアレクサンドリアで殉教した聖カタリーナを安置した修道院
後ろはあの預言者モーゼが神から「十戒」を授けられたシナイ山(本名:ガバル・ムーサ、モーゼ山)2285mの一部である
モン・サン・ミシェル修道院 フランス・サンマロ
カトリック巡礼地の一つ 長い時間に造営されたためさまざまな建築様式が混ざる
修道院、城郭、刑務所など歴史の中で役割が変遷した 周囲に溜まった土砂除去の工事が進行中で現在はほぼ完成した
ミルフォード・サウンド ニュージーランド・南島・フィヨルドランド国立公園
南半球にある巨大なフィヨルド 屹立した崖には多くの滝が流れ落ちる 滝脇の観光船からスケールがわかる
ウラディミールとスーズダリの白亜の建造物群:ウスペンスキー大聖堂 ロシア・ウラディミール
12cに建設開始、14cにロシア聖堂中最高位 ロシア正教に多い玉ねぎ頭の聖堂が魅力だ
ペトラ遺跡 エル・カズネ(宝物殿) ヨルダン・ペトラ
古代ナバテヤ王国の遺跡は映画「インディー・ジョーンズ」で一躍世界に知られた 周辺には神殿、凱旋門、浴場など多くが残る
エディンバラ城 スコットランド首都・エディンバラ
この町のシンボルでランドマーク 強固な岩盤に立つ古代からの要塞で歴史ある名城 英国歴史で多くの物語があり観光客に大変人気がある
首都ベルンの旧市街 スイス・ベルン
アーレ川に囲まれた中世からの計画都市 目抜き通りに並ぶ寓話付きの16cの噴水群と花壇が魅力
(Analog photo)
(C)2022, All Rights Reserved by Kenji Kakehi
(C)版権所有:写真の無断利用・無断転載・無断使用は固く禁止します