初秋の村の日の出(ルクセンブルグ)
Sunrise views from the Auto-route in Luxemburg, September 16, 2006

 2006年9月、私たちはレンタカーでオランダからベルギーを通って、ここルクセンブルグまで来ていた ヨーロッパは「オート・ルート」が大変発達し、いくら走っても無料で交通標識、案内も分かりやすく、車線も多くて運転しやすかった 各地を観光しながらやって来たのだが、その日に限ってはいくら探しても宿はなく、とうとう夜中になってしまった そこでサーヴィス・エリアで仮眠することになった とはいっても、もともとホテル泊を考えていたため、毛布も寝袋も積んではいなかった ありったけの服を重ね着して、海老の様になって寝ることになった 明け方、寒いのとトイレで目が覚めると、外は日の出前、慌ててカメラを取り出して、まだ冷えたままの空気の中を少し走った そのうち太陽が顔を出すと、村と山際の間の湖から立ち上る霧を赤く染めていった わたしは眠い目をこすりながらシャッターを切りまくった 村はまだ眠っていた



「ベネルクス三国縦断ドライヴ」(旅日記と写真集)


Digital camera: SONY F828 / Lens: Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 28〜200mm equivalent

   
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