世界の芸術家・宗教者・指導者の墓碑と肖像 (2)
フランス最後の絶対君主ルイ16世と王妃マリー・アントワネット


フランス革命後の1793年パリの「コンコルド広場」でギロティンにより斬首
死体はマドレーヌ墓地に葬られた 22回目の命日(1815)年、遺体の一部が現在の場所に移された(メモリアル)

サン・ドニ・バジリカ大聖堂(フランス・サンドニ)

       

マリー・アントワネット (フォン・ハプスブルク)       娘時代のマリー・アントワネット(ウィーン美術史博物館蔵)



サン・ドニ・バジリカ大聖堂(フランス・サンドニ) 6つの墓の中段がルイ16世(右)とマリー・アントワネット(左)の墓 (ストロボ使用)



サン・ドニ・バジリカ大聖堂(フランス・サンドニ) 
フランク王国以後の歴代仏国王の墓がある


幼くして散った命・ルイ17世

 


ルイ17世
(Wikipediaより転載)

ルイ17世の生涯

 
サン・ドニ・バジリカ大聖堂(フランス・サンドニ) 壁にはめ込まれたルイ17世の乾いた心臓
革命後、父母(ルイ16世・マリーアントワネット)が断頭台で処刑され、幽閉虐待された少年は病に罹り衰弱、
わずか10歳で死亡した 検死解剖の医師が心臓を持ちだし自宅でアルコール漬けにし保存したが最後は干涸らびた


「太陽王」 ルイ14世



「太陽王」 「朕は国家なり」 ベルサイユ宮殿を造った仏絶対主義最盛期の王
サン・ドニ・バジリカ大聖堂(フランス・サンドニ)



ブルボン朝初代 アンリ4世


ブルボン朝初代国王 「良王アンリ」「ナントの勅令」 フランス人にもっとも人気の高い王
サン・ドニ・バジリカ大聖堂(フランス・サンドニ)



「ピアノの詩人」 フレデリック・ショパン


生地ゼラゾヴァ・ヴォラにある「ショパン生家博物館」の肖像画(ポーランド)



ショパンの心臓がある聖十字架教会(ワルシャワ)

注;心臓以外の遺体そのものはパリのペール・ラシェーズ墓地 (Le Pere Lachaise)にある



† 聖十字架教会内部のショパンの心臓が埋まる柱 その最下部に壺に入った心臓がある(ワルシャワ)
注;心臓は第二次大戦中ドイツ軍はこの教会を爆破し心臓を持ち去ったが、
終戦後の1945年10月ショパンの命日に元の場所に戻された



パリ・ペールラシェーズ墓地 Div.11 No.10 F.ショパンの墓  詣でる人も多い花が絶えないいちばん人気の墓
注;心臓以外の遺体が入っている(心臓は上述のワルシャワ)


ロドルフ・クレゼール(ロドルフ・クロイツェル)


パリ・ペールラシェーズ墓地 フランスの作曲家・指揮者・ヴァイオリニスト・パリ音楽院教授
ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」
は彼に献呈されたもの Div.13



テオドール・ジェリコー


パリ・ペールラシェーズ墓地 フランスの画家 墓のレリーフは彼の代表作「メデューズ号の筏」 Div.12


J.F.シャンポリオン


パリ・ペールラシェーズ墓地 フランスのエジプト学者、神聖文字(ヒエログラフ)を解明した 有名な人なので見学者が多い Div.12


ボーマルシェ


パリ・ペールラシェーズ墓地 フランスの劇作家 代表作は「セヴィリアの理髪師」「フィガロの結婚」 見学者も多い Div.28


ポール・デュカ


パリ・ペールラシェーズ墓地 
集合墓地にある 作曲家 代表作「魔法使いの弟子」 大きな建物の壁にロッカーのように埋め込まれている 数字は墓番号


ジョルジュ・スーラ


パリ・ペールラシェーズ墓地 画家 印象派・点描技法 代表作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」 家族墓 Div66


ジョアキーノ・ロッシーニ


パリ・ペールラシェーズ墓地 イタリアの作曲家 代表作「セヴィリアの理髪師」 家族墓 Div4


フィンセント・ファン・ゴッホとテオドルス(通称テオ)兄弟


フランス オヴェール・シュル・オワーズ
ノートルダム教会前の坂をしばらく上ると丘上に墓地がある フィンセント・ファン・ゴッホとテオドルス(通称テオ)の兄弟が仲良く眠る 二人とも二つ目の墓




フランス オヴェール・シュル・オワーズ 彼の住んだ宿屋「ラヴー亭」
写真中右上の屋根裏部屋 貧しさのためか一番安い部屋だった 現在は部屋の中には何もないが、撮影禁止である
手前看板はゴッホの部屋入り口(左)とゴッホ画「アドレーヌ・ラヴー像」






オヴェール・シュル・オワーズ ノートルダム教会

                                               ゴッホ「オヴェールの教会」 左の写真と比較されたい


ルネサンスの天才・画家・科学者 レオナルド・ダ・ヴィンチ


フランス・ロワール・アンボワーズ 世界遺産アンボワーズ城の城館 フランソワ一世はダ・ヴィンチのパトロンで彼に大きな館も与えた
ダ・ヴィンチはイタリアから「モナリザ」を持参していたという





フランス・ロワール・アンボワーズ アンボワーズ城内 サン・フロランタン教会跡地に立つレオナルド・ダ・ヴィンチ像 サン・ユベール教会方向に向く




フランス・ロワール・アンボワーズ アンボワーズ城内 サン・ユベール教会の床にあるダ・ヴィンチの二番目の墓


征服王(ノルマン王朝)・ウィリアム(ギヨーム)


フランス・カン 雨に濡れるイギリス征服王(ノルマン・コンケスト)・ウィリアム(ギヨーム)の城



フランス・カン 城内にある男子修道院内部のウィリアム(ギヨーム)王の墓 大切にされている


フランスの守護神・聖人 ジャンヌ・ダルク


フランス・ロワール・シノン 1429年、シャルル王太子(後の国王シャルル7世)はシノン城でジャンヌを謁見した



フランス・ルーアン 建立の新しいジャンヌ・ダルク教会 ジャンヌ火刑場跡に建てられたとされる



フランス・ルーアン ジャンヌ・ダルク教会脇の刑場跡という岩には花が植えられていた
彼女は後に聖人に列せられた(フランスの守護神)



印象派画家 クロード・モネ


フランス・ジヴェルニー 「モネの家」の池 抜けきった青空が池に映る



フランス・ジヴェルニー 村はずれにあるモネの墓がある教会 モネの墓は写真外右上にある



フランス・ジヴェルニー 墓地につづく坂の途中にあるモネの墓 家族墓に眠る



同・家族墓に眠るモネの墓のプレート部分(上中央) 「此処に皆に大変愛されたクロード・モネが眠る 1840年生、1926年没」


米陸軍大将 ジョージ・S・パットン・ジュニア


ルクセンブルグ・米軍墓地 米陸軍第三軍指揮官 第二次大戦中、ヨーロッパ戦線で強力に軍を率いた
特にアルデンヌ高原の「バルジの戦い」や「バストーニュの戦い」は有名 「パットン」という名のM46、M47戦車もある
1945年12月21日(死亡) アカデミー賞作品賞受賞のハリウッド映画「パットン大戦車軍団」でも知られる



Genaral George Smith Patton jr., US 3rd Army



パットン将軍の墓(手前)は彼が愛した第三軍兵士たちを見下ろす(閲兵している)ように配置されている ルクセンブルグ・米軍墓地


ベーラ・バルトーク(本名バルトーク・ベーラ)


ハンガリーの作曲家 「1945年、アメリカ・ニューヨークで死去埋葬、のち指揮者ゲオルク・ショルティらの尽力で
ハンガリーに移送、1988年、当墓地に国葬で再埋葬された」(Wikipedia,Japanより要旨転載)

ハンガリー・ブダペスト・ファルカシュレート墓地



サー・ゲオルク・ショルティ(本名ショルティ・ジェルジー)


ハンガリー出身の世界的指揮者
1912年ブダペスト生まれのユダヤ人指揮者、地元のリスト音楽院でドホナーニ、コダーイ、バルトークに師事、
1938年ナチの迫害を逃れスイスに亡命、シカゴ、パリ、ロンドンなど世界各地のオケの常任を歴任する
特に英デッカから出たヴァーグナー「ニーベルンクの指輪」の全曲録音は音楽史に残る労作である
ハンガリー・ブダペスト・ファルカシュレート墓地


ゾルターン・コダーイ(本名コダーイ・ゾルタン)
      

ハンガリー・ブダペスト・「リスト記念博物館」外壁にあるレリーフ像        小規模な「ゾルタン・コダーイ記念博物館」(右)



ハンガリーの作曲者「ハーリ・ヤーノシュ」・民族音楽学者・哲学者
バルトークらとは異なり、丘の上方の「有名人ブロック」にある
ハンガリー・ブダペスト・ファルカシュレート墓地


伝説の画家 ヨハニス・フェルメール


名画といわれる「真珠のイヤリングの少女」または「青いターバンの少女」 (部分) マウリッツハイス美術館蔵(デン・ハーグ)

世界中から愛されている絵、フェルメール「真珠のイアリングの少女」もデルフトで描かれた@MauritshuisMuseum, DenHaag

オランダ・デルフト 旧教会にあるフェルメールの墓(正確には記念石碑/1975) ただし記録ではこの教会に埋葬されたという


オランダ・デルフト 旧教会にあるフェルメールの「墓」(上写真で下部) 彼は子沢山で貧乏のうちに43歳で夭逝した


「国際法の父」フーゴ・グロティウス(日本ではグロチウス)


新教会前のマルクト広場にある「国際法の父」フーゴ・グロティウス(日本ではグロチウス)像
オランダには、彼の「おかげ」で、デン・ハーグに国連機関の「国際司法裁判所」がある
 オランダ・デルフト



オランダ・デルフト 新教会内のグロティウスの立派な墓





<参考資料>
ヨーロッパの主な墓地の芸術家・文化人」・科学者・歴史上人物




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