DAY 6
クインティン・ロッジ→(歩き21km)→サンドフライ・ポイント→(船)→ミルフォード・サウンド(泊)
21km, about 6.5hrs walk
朝の7:30~7:45、各人はそれぞれ自分のペースで
クインティン・ロッジ
Quintin Lodge
を出発 谷間にはまだ陽は射していない
ロッジ出発15分くらいで昨日の
サザーランド滝
が遠望できた ただし見えたのは上二段で最下段は木の陰
トレッキング径からは明るい山々が望める 山の端に月が残っている
しばらくして
アーサー川
Arther River に出会った
トレッキング径に掛かる苔・シダ類 グリーン・オンリーの世界である
スイミングホール付近で憩う水鳥 湖面が鏡のようである
また開放的な明るい場所に出る 風が心地よい
植生を守るため木道がしかれた森の径を歩く
41.5km付近の「
ボートシェッド・シェルター
」で休憩 小屋内部で温かい紅茶やコーヒーがいただける
写真手前に一風変わった独立トイレ小屋あり 1928年アダ湖の端から必需品を運び込むために建てられた場所だという
川傍の崖際の細い径 やっと一人が通れる
また
アーサー川
に出た やはり水のある風景は心和む 吊り橋より撮影
この地域はたいへん雨が多い
(年間降雨量6000~8000mm !!)
というが、今回の私たちはずっと天気に恵まれた
ガイドによると、「ここまで晴れるのは珍しい」という 経験者も「そこまで晴れるとは・・」という
Thank God for that !
アーサー川
に架かる吊り橋から見た景色 あと一週間くらいでこのトレッキング径は「冬季休業」になる
多くの橋なども撤去されるという あとは半端ではない雪、ユキ、ゆき・・の世界となる
マッカイ・クリーク
の吊り橋 人が通る度に大きくスウィングする
マッカイ・クリーク
多雨地域らしく水量の豊かな小川が散在する 残念ながら音は表現できない 想像していただくとありがたい
鳥の声も聞こえない静寂の
エイダ湖
Lake Ada
少雨期は流れも緩やかな
アーサー川
Arthur River
砂州が異常にデカイ
岩盤が強固な場所ではこの様な切り開いた狭い径になる 岩肌の上を踏みしめて歩く 濡れていて大変滑りやすい場所である
森の径にも左前方から次第に滝の音が聞こえてきた 予定の休憩(昼食)場所らしい
ジャイアンツゲート滝
辺りに滝の細かい飛沫が漂う ここは害虫の
サンド・フライ
が多い
ジャイアンツゲート滝の河原
サンドフライに悩まされながら休憩したり昼食をとる人たち 頭部の防虫ネットを下げたまま、下から手を入れてサンドウィッチを食べる
飛ばない鳥「ウェカ」も出没し、人間傍まできて餌を探して歩く 写真中の黒い影は川に架かる吊り橋より撮影する筆者の影
かなり低地のこの辺りでは流れは緩やかになる もう滝の姿は見られない
やっと「33マイル」(=52.8km)表示標識が現る! あと1kmもない! みんな自然に足が速くなる
トレッキングの終点、
サンドフライ・ポイント(・シェルター)
に到着 本日は21kmを歩いた
徒歩総合計53.6km
(33.5miles)
この「ミルフォード・トラック」を一言でいうと「チャーミングで大満足!」 さすが
「世界でもっとも美しい散歩径」
である
サンドフライ・ポイント
のシェルター奥にある正式な到着ポイント碑
参加者はみんなこの前でグーサイン(外国人)で写真を撮る 日本人以外はピースはしないのも特徴だ
サンドフライ・ポイント
からの光景 アーサー川・山・緑 心癒す空間である この左側に船着き場があり、ミルフォード行きの船が出ている
サンドフライ・ポイントから船で
ミルフォードサウンド
に移動(約20分間) 4日間・54kmのトレッキングを成し終えた人たちのそれぞれの表情がイイ!
船上からの風景 正面が
ミルフォード・サウンド
の埠頭 ボウエン滝(160m)も軽飛行機も風景の一部
ミルフォード・サウンド
の突堤 多くの船が行き交う
トレッキング最後の宿、トレッキング参加者専用ロッジ:
マイター・ピーク・ロッジ
Mitre Peak Lodge
は埠頭と湾を見渡せる絶好の場所にある
トレッキング宿の夕食の一例 ミルフォードの「山小屋」(ロッジ)の食事はたぶん世界の山小屋では最高ランクだ
ラム肉、NZ牛肉、豚肉、サケなどから毎回チョイスができる 地ビール、地ワイン(赤白)などは有料だが「酒が心ゆくまで飲める山小屋」も数少ない!
<トレッキング修了式>
ミルフォード・サウンドのトレッカー専用の老舗ロッジ:
マイター・ピーク・ロッジ
での修了式
一人ひとりが呼び出され「
完歩証
」が渡される 参加者の多くは明るくノリ良く前に進み握手やハグをする
終了式でガイドたちとハグするウチのカミさん ガイドの左端が日本人のトシさん カナダ留学生で英語はバイリンガル並み
他は国籍がニュージーランドで、看護師もいた 「ガイドは人生のワン・ステップ」だという明るく気さくないい人たちばかり
<ミルフォード・トラック完歩証>
Yeah, We've made it !
Special thanks to
:
今回の「ミルフォード・トレッキング」でお世話になった方々(ガイドたちと西遊旅行社添乗員山男のT氏)
打ち合わせをするガイドたち 右奥に積んであるキャラヴァンシューズはトレッキングで壊れた物を展示している
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